Sand Workship Robot
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水中排砂ロボット
現代社会では、地球温暖化や海洋酸性化、海洋・河川ゴミの回収・処理・発生抑制等の様々な課題が顕在化し、海洋・河川環境の維持と海洋生物多様性の保存、持続的利用に関心が高まっています。
今、改善に着手し保存して行かなければ、遠くない将来に手が付けられない状態になるのは目に見えています。
美しい地球に住む我々の生活を守るためにも、子供たちにこの素晴らしい環境を引き継ぐためも・・・。
私たちはその役割を担い、真の豊かさを求めて。快適で美しい生活の礎を守るお手伝いを致します。
水中排砂ロボットも開発から30年以上経過し、お客様からの要望を受けて機能の付加や改造を進めて参りました。
近年では水圧駆動式の排砂ロボットを開発し発注者、施工業者共に作動油漏洩の問題から解放された事で、上水道施設を始めとした様々な工事に採用して戴いています。
更に堆積物の性状や作業環境を調べて行く内に「低地耐力への対応」や「固化した堆積物への対応」「高pH水」「高水温」「耐摩耗性」等を希望される現場が多い事が確認され、こららに対応した機能の付加や改造を積極的に進めて行く事としました。
培われた水中技術はしゅんせつ、清掃以外の分野でもお役に立てるものと考え、「緊急取水や緊急排水等の非常用ポンプ設備」「流水中で調査・点検等を行う際の水中走行台車」「高水深に眠る希少金属の一つの採取方法」等の可能性も積極的に提案して行きます。
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基本仕様
形式 | S1タイプ | M1タイプ | |
---|---|---|---|
最大排砂量 | 14 | 50 | |
口径(mm) | 80 | 200 | |
ポンプ | 動力(kw) | 11 | 55 |
走行・作業動力(kw) | 5.5 | 18.5 | |
走行速度(m/min) | 3~12 | 3~12 | |
接地圧(kPa) | 6.9 | 14.7 | |
対流速(m/s) | 2 | 2 | |
最大登坂角(度) | 30 | 30 | |
最大水深 | 10 | 20 | |
質量 | 地上 | 1470 | 5000 |
水中 | 840 | 300 | |